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iPhone(iOS)とAndroidを徹底比較【キーボード編】

  • iPhone(純正)とAndroid(Gboard)それぞれのメリット・デメリット
  • カスタム性の違い
  • 入力速度と機能性の違い

iPhoneとAndroidそれぞれのキーボードの違いについて比較・解説します。

乗り換えの際にも参考にしてください。

 
ぞちゃんこ
どちらのキーボードも使っていますが、
個人的にはAndroid(Gboard)の方が使いやすいと感じてます!

使えるキーボードの違い

iPhoneは純正のキーボードか、社外製のキーボードアプリを使用することになります。

社外製のキーボードで有名なものといえば「Simeji」や「flick」、「ATOK」などでしょうか。

この記事ではiPhone=純正キーボードとして扱います。

Androidは代表的なものが「Gboard」というキーボードです。

Androidにも社外製のキーボードがありますが、Gboardが便利でカスタム性も高いので、
この記事ではAndroid=Gboardとして扱います。

ちなみにApp Storeにも「Gboard」はあるんですが、
iPhoneでは使いにくいのでおすすめはしません。

iPhone(純正キーボード)の
メリット◎

①英字入力でテンキーとQWERTYキーが用意されている!

サクッと打ちたい時に便利なのが、英字のテンキー入力です。

iPhoneでは、英字入力のテンキーとQWERTYキーどちらも用意されているので切り替えて使えます。

AndroidのGboard英字入力では、どちらか一方しか選択できません。

②予測変換が賢い!

AndroidもiPhoneも両方使ってきた筆者だから分かりますが、iPhoneのほうが変換候補が素直です。

変換候補の後ろに「!」や「笑」を勝手につけたりはしません。

↑Androidは不要な変換候補が表示されることが多いです。

Androidのデメリットの項目で後述しますね。

Android(Gboard)の
メリット◎

①カーソル移動が速い!

キーボードの左右の矢印ボタンでカーソルの移動ができます。

押しっぱなしで連続移動、上下スワイプで行の移動ができます。

これのおかげでカーソル移動がiPhoneと比べると格段に速いです。

またキーボード上部のメニューバーのマークをタップすると、上下左右の移動・選択や貼り付けができる操作パッドになります。

範囲選択をする際などにはこの機能が活躍します。

②クリップボードが便利!

Android(Gboard)にはコピペをストックする機能があります。

↓メニューバー

コピー内容は履歴として5件までクリップボードに残ります。

さらに、コピー内容を「固定」することで、いつでも呼び出せるようになります!

頻繁に入力する内容を固定しておくとかなり便利になりますよ!

③カーソル移動と連続削除が速い!

カーソルの移動もバックスペース(削除)も、ボタンを押しっぱなしにするとスルスルスルーっと動いてくれます。

カーソルの移動は、矢印キーのおかげでいきたいところに「トントン」とすぐにいけます。

iPhoneだと、カーソルのタッチパッドが立ち上がるまでの時間と指を動かす時間がかかります。

連続削除の速度は、iPhoneが「トントントントントトトト」に対して、Androidは「タララララララララー」です。

④キーボード格納ボタンがある!

iPhoneの場合、パスワード入力画面などでキーボードを格納するには画面の何も無いところをタップするか確定ボタンを押すしかありません。

AndroidのGboardは、画面下ナビゲーションバーの「戻る」ボタンがキーボード格納ボタンに変化します。

※ジェスチャーナビゲーションモードでも格納ボタンは表示されます

これがあることによって、入力中にキーボードを非表示にしたい時に役立ちます。

⑤単語単位で削除できる!

バックスペースを左にフリックすると直前の単語単位で削除することができます。

↑上の文章ですと、

バック|スペース|を|左|に|フリック|すると|直前|の|単語|単位|で|削除|する|こと|が|でき|ます|。

このような区切りで削除することができます。

⑥細かくカスタマイズできる!

長押しの判定時間をミリ秒単位で変更できたり、キーボードの高さ・位置・背景まで細かく設定することができます。

↓(例)長押し時間をミリ秒単位で変更。

↓(例)キーボードを縦に引き伸ばす。

↓(例)キーボード位置を上に移動。

スライムをこねるようにカスタムできるので、キーボード操作性が爆上がりします!

iPhone(純正キーボード)の
デメリット✖

①カーソル移動と連続削除が遅い↘

iPhoneはカーソルの位置がタッチパッドだけです。

数文字だけ移動したいときも、長押ししてタッチパッドが立ち上がるのを待たなければいけません

また、バックスペース押しっぱなしの連続削除もAndroidと比較するとかなり遅いです

「キーボードはサクサク入力したい!」という人にとってはストレスになるでしょう。

②キーボードのサイズを変えられない↘

iPhoneはキーボードの大きさを変えられないので、手が小さい人には使いづらく感じることもあるでしょう。

とくに大型のPro MAXなんかは本体がデカいので、キーボードも同じようにデカくなります。

Android(Gboard)の
デメリット✖

予測変換が賢くない↘

変換候補に突然「!」や「笑」などを入れてくることがあります。

あとiPhoneなら普通に変換してくれる範囲でも、意味不明な漢字の組み合わせが出てくることがあります。

そういうときは一文字ずつ打って変換します。

誤変換が多いのはAndroid(Gboard)の欠点です。

まとめ

iPhoneのキーボードが勝っている点は、予測変換が素直で賢いことです。

それ以外の操作性やカスタム性、入力速度に関してはAndroidのGboardに強みがあります

私はiPhoneもAndroidも使ってきましたが、個人的にはキーボードは断然Androidの方が使いやすいです。

ただ人によって好みも違いますので、
iPhone ⇄ Android間で乗り換える際のひとつの判断材料にしていただければと思います。