今回紹介する「Capriccio」という音楽プレーヤーアプリは、曲のキー・スピードを変更できて、さらに範囲指定リピート機能までついています。
まさにかゆいところに手が届くアプリで、私はiPhone・Androidともにこのアプリを愛用しています。
この記事では「Capriccio」について使い方も含めて紹介していきます!
Capriccioとは
様々なファイル形式に対応した音楽プレーヤーです。
キーの変更やスピードコントロール、A-Bリピートまでついているので、普通のプレーヤーとは少し違った楽しみ方ができます。
そんなときは「再生スピードを遅めて、A-Bリピートで部分的に聴く」といった使い方もできます!
ピッチ変更(キーの変更)機能もついているので、カラオケの練習なんかにも使えますね。
Android・iOS共に対応
AndroidならGoogle Play、iOSならApp Storeでそれぞれ配信されています。
両OSバージョンで大きな違いはありません。
ただし、音楽ファイルを読み込む手順だけ少し違うのでOS別に解説します。
Androidで音楽ファイルを読み込ませる方法
音楽ファイルをCapriccioで再生するには、再生したいファイルが置いてあるフォルダをあらかじめ読み込ませておく必要があります。
まずは画面上の+ボタンから新しいタブを開き、
ホームからストレージをタップ、
+追加ボタンを押して読み込みたいフォルダを指定します。
一度フォルダを読み込ませておくと、フォルダ内にファイルを追加・削除してもアプリ内でちゃんと認識してくれます。
ただしフォルダを読み込ませた後にフォルダ名などの情報を変更してしまうと認識できなくなってしまいますので、その場合はまた読み込み直しです。
私は端末内に「音楽」というフォルダを作り、その中にアーティストごとにフォルダを作って曲を管理しています。
対応するファイル形式 | FLAC、APE、WV、MPC、WAV、M4A、MP3、OGG、AIFF、MID、OPUS |
対応するクラウドストレージ | Box、Dropbox、Google Drive、OneDrive |
Androidで音楽ファイルを再生する方法
音楽ファイルは、埋め込まれている情報によってアーティスト別やアルバム別に自動で振り分けられているので、ライブラリから選択して再生します。
音楽ファイルにアーティストやアルバムなどの情報が埋め込まれていない場合は、ストレージから保存されているフォルダを選んで直接再生しましょう。
iOS(iPhone)での音楽の読込・再生方法
iOS(iPhone)での操作方法を解説していきます。
アプリをダウンロードしたら、Capriccioを開きます。
すると「ストレージ」のところに「Capriccioファイルストレージ」というフォルダが設置されていると思います。
iPhone純正の「ファイル」アプリか、なにか他のファイルマネージャーアプリでもいいので、Capriccioで再生したい音楽ファイルを「Capriccio」というフォルダに移動させます。
そのまま移動すると楽曲がゴチャゴチャに並んでしまうので、アーティストごとにフォルダを作成して振り分けてもいいと思います。
これでCapriccioで再生する準備が整いました。
あとはAndroidの再生方法と同じです。
再生画面の操作方法
再生画面には色々ボタンがあって最初は戸惑うと思うので、操作方法について解説します。
設定
音楽の再生画面右上の歯車マークが設定です。
外観や再生環境、プレーヤー機能などを細かく設定できます。
キー変更
再生画面右側の+と−ボタンでキーを上げ下げできます。
デフォルトでは半音ずつですが「設定」の「プレーヤー機能」から一音ずつなどに変更できます。
スピード変更
再生画面左側の+と−ボタンでスピードを速めたり遅めたりできます。
デフォルトでは0.05xずつですが「設定」の「プレーヤー機能」から変更できます。
指定範囲のリピート機能(A-Bリピート)
画面中央のA-Bと表示されているものが範囲指定リピート機能です。
再生中または停止中に一度タップすると、そこが範囲指定リピートの開始位置(A)になります。
もう一度押すと終了位置(B)が記録され、指定範囲(A-B)がリピート再生されます。
3回押すと解除です。
エフェクト
画面右下のスライダーマークがエフェクトです。
ここをタップすると「音響効果」と「追加の効果」というタブが出てきます。
「音響効果」タブでは、デフォルトの基本効果と自分でイコライザーをいじれるカスタム効果があります。
「追加の効果」タブでは、音量のコントロールやフェード、左右のバランスなどを調整できます。
パラメトリックイコライザーでかなり細かく音質をイジれます。
プレイリストの作成・編集
デフォルトではプレイリストは空なので、自分で作る必要があります。
「ホーム」の「ライブラリ」から「Capriccioプレイリスト」を選択します。
「+新しいプレイリスト」から名前をつけてプレイリストを作成します。
曲をプレイリストに追加する場合は、曲を長押しして表示される「+追加…」というボタンで追加します。
プレイリストの曲が再生できなくなる現象
「この曲を再生できませんでした。コード:fileNotFound」
と表示され、プレイリストに入れている楽曲が再生できなくなる現象が発生することがありますが、原因は簡単です。
プレイリストは曲を追加した時点の情報をもとに作られます。
そのため、プレイリストに追加した後にファイルの移動や情報の書き換えを行った場合はファイルを見つけられなくなってしまいます。
上記のエラーが出た時はファイルの移動やファイル名の変更を行っていることがほとんどなので、元のファイルをチェックしてプレイリストに追加し直しましょう。
有料版 Capriccio プロ
無料版との違いは広告の有無です。
長く使うアプリだと思うので、広告の配置が気になる方は購入してしまうのがオススメです。
App Storeでは¥300
Google Playでは¥290です。
まとめ
今まで色々なMP3プレーヤーアプリを試してきましたが、キーやスピードを変えられたりA_Bリピート機能までついてるアプリは見つかりませんでした。
普通のプレーヤーアプリよりも高機能なMP3プレーヤーアプリをお探しの方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。